一日一膳。(仮)

日常を記す。

交渉人 真下正義


劇場で絶対観ようと思っていたんですけど、観る機会を見逃してしまって、
ようやく観ることができました(汗)。
交渉人 真下正義 プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]

踊る大捜査線からのスピンオフという形で作られた今作。
地下鉄を扱った題材も良かったし、シリーズの脚本家である君塚良一さんに代わって十川誠志さんを入れたことも今までの本流を活かしながら、新しい血を注ぎ込むことができた大きな要因なのかも。


でも脇を固める人達が光ってたね。
特に地下鉄のダイヤの線引きのおやっさんがめちゃくちゃくいぶし銀だった(笑)。
でもそういうところが踊るの好きなところ。
それと尺自体もなかなかコンスタントにまとめられていて見ていて飽きなかったです。
ただその分、物足りなさもあって、
最後の犯人の結末にはえ〜!!って思ってしまったけれども。
あと雪乃さんと真下の関係はいつになったらハッピーエンドになるのやら(笑)。


けどつくづく思うけど、ユースケ・サンタマリアってバラエティーやるより俳優やってる方がいいと思うんだけど。
特に踊るでは自然な芝居をするし。
どうもね。バラエティーはウザ・・・こりゃ失敬(笑)。


でも容疑者室井慎二よりは楽しめました。
やっぱり監督は本広克行監督の方がいいね。
君塚良一さんは脚本に徹していただければ。
そういえば、公開前に3週間限定で開局していた24時間真下正義チャンネルの番組ってDVDにしたらいいのにな。出演者インタビューとか色々な番組があった中で、亀山千広プロデューサーのプロデューサー論とか映画に対しての考え方がとても興味深かった。
「踊る」ってこんな風にできてるのかとか、映画ってたくさんの人が関わっているとかね。そして、ヒットさせることの重要さとかも。
そうして考えるとテレビドラマからの流れはある意味、レジェンドかもね(笑)。