一日一膳。(仮)

日常を記す。

移り変わる音楽の姿

数年ぶりにミスチルのアルバムを聴きました。CDを頂いたんですが。

SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]

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実を言うとアルバムとしては「It's wonderful World」まで買ってました。なので久しぶりに聴くこのアルバムには少なからず期待がありました。それは「HANABI」や「GIFT」など懐かしいにおいのするシングルが出ていたことが関係するのですが。しかし、聴いてみれば若干の疑問附が残ることとなりました。
自分の中でMr.Childrenのアルバムでのベストは「深海」であり、「BOLLERO」なのですが、それが揺らぐことはありませんでした。当時この2枚のアルバムには驚かされたことは今でも覚えています。特に「深海」においてはまさに光と闇。そして、どちらのアルバムも始めから終わりまで聴いていて心地よく今でもたまに聴く事があります。
自分の中の名盤は起承転結が明確にあり、あっという間に1枚を聴き終えられるアルバムのことを指します。

深海

深海

BOLERO

BOLERO

必ずしも昔がロックしていて、今がポップすぎるとかは言うつもりはありません。ただ単純に物足りなくなったんです。それがミスチルから遠ざかってしまった大きな理由でした。
1枚を聴き通すのも正直…。シフクのオト以降は明らかにいいと思えなくなりました。CDが売れないと言われる中、オリジナルアルバムが100万枚売れるというのは大したものだと思います。

90年代当時は今よりもすごかったのは言うまでもありませんが、今も沢山の人達に支持されるというのは国民的バンドの名に値するでしょう。単純に自分の音楽観が変わったのか、彼らが目指しているものが洗練されたのかわかりませんが。でも逆に言えば、それだけ幅広い曲を作れるという部分に桜井和寿という人のポテンシャルに感心させられました。


最後に。
名盤は昔も今も名盤だと言うことです。