一日一膳。(仮)

日常を記す。

THE GOSSIP OF JAXX

久しぶりにEGO-WRAPPIN’のアルバムを買いました。
実質、Night Food以来になるのかなと。今回のアルバムは前作の「ON THE ROCKS」から2年9ヶ月ぶりで、6年ぶりに購入したことになります。もちろん離れていた理由として、過去のアルバムの完成度が高いというのもあって。

EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX

EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX

今回、一通り聴いた感想としては「より洗練された」という印象でした。「原点回帰」ではなく、実験作を出す一方で行き着く先へと進んだような。
そして、買う決め手になったのが「だるい」の視聴でした。ピアノのイントロから始まるんですが、サビまでの歌詞と曲の織り成し具合がなんとも。次の「雨のdubism」とのつながりも好きです。というか、このPVの終わりのところ、真面目に見てたら吹いたんですけどw

鍵盤楽器と弦楽器とのシンプルな構成になっているのがとても心地よかったです。ジャズというよりはシンプルなロックのような。激しさもあるし、ゆっくりめなものもある。まさに「静と動」しっかり混ぜ合わさっているというか。一曲目の「RED SHADOW」からの始まりには痺れました。


EGOの良さは楽器の生音を最大限に生かしているところですね。
もちろん打ち込みも否定はしませんが、電子楽器には出せない良さというものも一方では存在するからです。EGO-WRAPPINは一見、ジャズ寄りな感じがしますが、根底にはROCKな部分が介在していると言えます。今回から「EGO-WRAPPIN'AND THE GOSIP OF JAXX」と銘打っていることからも言えます。バックバンドいう扱いではなく一つのグループとしてアルバムを作っているんだと。

あとはやっぱりよっちゃんのヴォーカルですね。心地よさとのなんとも言えない雰囲気が好きだったりします。この感じはやっぱりこの人でしか出せないというか、新人あるいは一部のヴォーカリストには出せないものなんだと思います。改めてEGO好きなんだなと。

EGO-WRAPPINは部屋のBGMにはほんと最適ですねー。
かけてるととっても落ち着く。