一日一膳。(仮)

日常を記す。

ハードの値下げによる活況から

先日のPS3の発表、東京ゲームショウ2009にてWillにPSPの値下げが発表。
でもね。これ、不思議なことに胸踊らないんですよ。
つまりそれはゲーム自体に興味がなくなってき始めていることを表しているんですが。



TGS2009:「僕らはネットに乗り遅れた」 大手ゲームメーカートップが議論 - ITmedia NEWS

最近、思います。この産業の5年後、10年後のことを。
はっきり言えば、音楽や映画などのコンテンツ産業よりもゲーム産業の先行きは深刻だと思います。このままでは縮小の一途を辿るでしょう。パッケージビジネスからノンパッケージビジネスへの移行による影響はもちろんのこと、ハードの高性能化によるコスト増。続編乱造。少子化。「iPHONE」などの多機能デバイスや魅力あるコンテンツの登場。
日本のソフトメーカーは必死になって、海外展開に力を入れようとしていますが、もうどうにもできないところまできています。事実、日本産のもの状況は燦々たる状況。ある種、今の任天堂の状況が例外となる日が来てしまうのか。もっと大切にしなければならなかったものをどこかに置いてきてしまったのかもしれません。かつては世界一のシェアを誇っていたにも関わらず。CGだらけのものを作って同じ土壌で勝てるわけがないのだから。


このショウ自体は華やかではあるんですけどね。
半ば冷淡に見ていますね。離れてしまったからこそ冷静に見える部分があるというか。