一日一膳。(仮)

日常を記す。

10年の変遷と新たなる展開


いよいよglobeが11年目に入る。
こうして自分に音楽を聴くきっかけをくれたアーティストが10年も活動してくれたことは素直に嬉しい。もうまる9年になるかな。
単純にglobeをここまで聴いてきたのは、メンバーに小室哲哉がいてTKサウンドが一番強く出ていたユニットだったから。そして、女性ヴォーカリストの中でKEIKOの声が今でも最も好きだからだと思う。もちろん絶妙に絡めるMARCのラップもね。とにかくこの3つが集まった音が素直に心地いいことが大きい。
それにTM NETWORKの活動はどこか期間限定なところがあるし・・・

globe2 pop/rock

globe2 pop/rock

そして、10周年を締めくくる2年ぶり待望のオリジナルフルアルバム。
アルバムの全体的なメロディライン、コーラス共にどこか懐かしさがあって親しみがある。本来のJ-POPの良さ、原点を。
去年の全国ツアーで一足先に発表された「Judgement」で今回の様相はある程度、予想はしていたけれど、タイトル通り1stアルバム「globe」を想起させるように。間違いなく王道復活と言えるんだろうね。ちょっと解せないけど(爆)
でも「EXPECTATION」がロック調なんだけど一番ぶっとんでるね(笑)

globe

globe

なんか今回のアルバムの意見を見てて、今までのトランス路線のような実験的な新しい音に挑戦する姿勢が失われたっていうことに少しなぁって思った。
人気の一番の凋落の原因には少なくてもトランスへの極端な移行があったからで、今までの「売る」ということから離れた形になったのはセールスを見ても明らか。
もちろん嫌いじゃないけど仕方がない。アーティスト性と音楽ビジネスの乖離はどうしても起きる。特にデビュー当時は凄すぎたけど、でも良さを殺さずにできることってあるんじゃないかな。


その点を小室さんも承知していたようで、今までの自己満足な音フェチなサウンドからもう一度口ずさめるJ-POPをきちんとやるそう。ビルボードのチャートに例えれば、ダンスチャートではなくポップロックチャートに入るようにglobeを位置づけたいとのこと。当然、avex音楽配信のエグゼクティブアドバイザーに就任したことも絡めてくるんだろうとけど、それと同時にもっと最前線で音を作ってほしいって思いがある。
 ・新たな音楽ビジネスモデルとglobe
 ・iTunes Music Store JAPAN サービスインへのTKコメント

globe decade-access best seasons 1995-2004- [DVD]

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そして、10周年を銘打たれた「globe decade」
TMの「DOUBLE DACADE」と比べてもう少し活動が活発になるのかと思いきや、いささかその点が不満なんですけど。初頭で終わった全国ツアー以降、もう一回ツアーが、せめて8月9日に4人でライブがあると思っていたんだけどな。まぁ、ある意味ストリーミングは大規模だけど・・・
もう少しなんとかならなかったんだろうか。小室さん(爆)


そして、ようやく概要が発表されたのがこの二つ。
YOSHIKIとの4人での活動を明確にした「globe extreme
大型アーティストのコラボレーション「globe featuring」
「featuring」の方は旬なアーティストと大物男性アーティストらしいけど、誰だろうなぁ。
なんか複雑になってきたけど(笑)年内にも明らかにされるそうだから楽しみに。


まずは絶対出るだろうと思っていた通り、急転直下出演が発表されたa-nationファイナル。久しぶりに生の彼らの音に触れてこようと思う。